ChatGPT って使える?!
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
巷では3月開幕のWBCが盛り上がってきているようですが、私は一足先にシーズインしたJリーグを楽しんでいます。スタジアムの歓声も戻り以前の雰囲気にまた少し近づいてきました。さて、今回は最近話題のChatGPTについてお届けします。
ChatGPT って使える?!
最近では地上波のニュースでも取り上げられるくらいに注目されている「ChatGPT」ですが、私たちのところにもお問合せをいただくことがあるので、今回簡単に説明したいと思いますChatGPTはAI人工知能を使って実現されているチャットサービスです。
テキスト(文章)を入力するとそれに対する回答が出力されます。ここまでは、いわゆるチャットボットと変わりありませんが、回答される内容は多岐に渡り、あらかじめ答えが用意されていません。また、聞き方によっても回答が変わるなど、従来のチャットサービスとは大きく異なります。
▼ ChatGPT の使い方
現在は無料で利用できます。使い方はいたってシンプルです。質問あるいは指示を文字で入力するだけです。回答はテキストで出力されます。
例えば、ChatGPTの説明を聞くと右図のような回答になります。
なお、質問・入力内容の中で指定すると、文章以外にも、プログラムのソースコードを生成・出力させることもできます。
なお、最近は利用者が増えたことで、時間帯などによってはログイン画面が表示されないこともあります。こういった場合は、時間をずらして再度アクセスしてみください。※なお最近始まった有料プラン(plus)は優先利用できます。
▼ ChatGPT を利用するメリット
用途によっても変わってきますが、次のような点があります。
- 漠然とした問いに対してもそれなりの回答がある
- 前回の回答を保持しているので絞り込みができる - 文章整形、要約も得意
- 長文に対して、文字数を指定して要約することができる。また、読み手の情報を指定することで、読みやすい文章として出力することも容易 - 質問の回答だけでなく、議論や検討のひな形やアウトラインも出力させれば、アイディア出しや資料作成の時間短縮ができる
- 業務時間に関わらずいつでも利用できる(休日・夜間でも使える)
▼ ChatGPT を利用するときのコツ
ざっくりとした内容よりも、より具体的な情報・条件を付記した方が質の高い文章が出力されます。
例えば、背景や経緯、人物に関する情報であれば性別や年代などの属性や地域などの特性などです。
- 読み手を想定する(例:「中学生でも分かる様に」)、
- 文字数の目安を指定する(例:「400 字程度で」)、
- いくつかポイントを挙げてほしいときにはその数を指定する(例:「10点挙げて」)
上記のような情報を併せて指定するのは効果的です。
▼ 利用するデメリット・注意点
いいことばかりのように思えますが、デメリットや注意点もあります。
ChatGPT を利用する上では少し注意すべき点があります。
■情報の信憑性
ChatGPT に限ったことではありませんが、AI が収集した情報については、その情報の「正しさ」までは判断されていません。このため間違った内容が回答・出力がされることがあります。ファクトチェックを行わずにデータを利用してしまうと、信頼・信用に関わる問題を引き起こす可能性があります。
■プライバシーに関わるデータの扱い
入力されたデータは別の回答の際に利用される可能性があります。意図せず情報漏えいを引き起こす可能性があるので、個人が特定されるような情報は入力しない方が良いでしょう。
■類似性
誰でも利用できるサービスなので、競合他社も同じように使う可能性があります。結果として似通った情報・コンテンツばかりになってしまうことも考えられます。独自性を追加するための作業を繰り返した結果、以前よりも多くの手間がかかるようになってしまうのであれば、メリットよりも手間のデメリットの方が多いことになるので、追加の手間がどの程度になるのかは意識しておきましょう。
■SEO 対策
これは ChatGPT 自体が注意点として表明していることのひとつです。生成された文章には、重要なキーワードが欠けている場合や、同じ内容の文章が複数存在する場合などもあります。文章生成が簡単にできることはデメリットではありませんが、内容についてはSEO対策の観点から十分にチェックするする必要があります。
ChatGPT は現在も進化中のサービスなので、別の機会にもまた取り上げたいと思います。
検索エンジン(Google)と AI
▼ 検索エンジン(Google)と AI
ChatGPTが急速に注目されていることもあり、GoogleもAI生成コンテンツについての考え方を2月に表明しています。検索エンジンにとっては、機械的に作られた質の低いコンテンツが大量に検索結果に並ぶような状況になることは望ましいと思っていません。
「AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」
https://developers.google.com/search/blog/2023/02/google-search-and-ai-content?hl=ja
このガイダンスの中で、GoogleはAIによるコンテンツ生成自体を否定している訳ではありません。
■「制作方法を問わず高品質のコンテンツを評価」
ガイドラインの中では、どのように制作されたかではなくその品質に重点を置く、とあります。過去には、ページ・記事のボリューム自体が評価されていると誤解されている時期(いやそう信じている人がいただけかも知れない)があり、十分な知識や技術も無い人が多数のコンテンツを作成していたこともあるので、人が書けばOKということではない訳で、その逆もしかりということです。また、昨年導入された「ヘルプフルコンテンツ」(アップデート)は、こういった視点でまさにユーザー第一に作成されたコンテンツを評価するための仕組みです。
■自動生成コンテンツについて
検索結果のランキング操作を目的(=利用者ファーストではなく検索エンジンファースト)とした場合は、スパムと扱われます。
ただこれも自動生成=スパムということではありません。現在でも、スポーツの結果速報や天気予報などは有用な自動生成コンテンツという位置付けになっています。
■よくある質問から
>AI生成コンテンツはGoogle検索のガイドラインに抵触しますか?
適切に使用している限りはGoogleのガイドラインの違反になりません。 |
※検索ランキングへの操作を目的(例:キーワードを意図的に詰め込んだようなテキスト)とする場合はスパムになります
>AIが生成するコンテンツは検索で上位に表示されますか?
有用・有益なオリジナルコンテンツで、EEATの基準を満たすものは検索で上位に表示される可能性が高 くなります。 |
※EEAT とは、エクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の略です。
■「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
あくまでも利用者(人)にとって役に立つ情報が提供されているのであれば、AI を利用した情報提供でもあっても問題がないだけでなく、質を高めるための利用については歓迎されている訳です。
「ヘルプフルコンテンツ」の情報については以下のページも参考にしてみてください。
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja
スタッフのツイート
【藤井】
先日、とある物の詳しい形状を知りたくて画像検索をしようとしたのですが、その「物」の名称が分からない。そもそも画像を探したいので手元に写真も現物もありません。
さて…と考え、私は自信を持って検索欄に入力しました。【パッチンって締めるやつ】
──なんと出てきました!パッチン錠!あなたパッチン錠って言うのね!
雑な問いに一発で正解を導き出したGoogleに感服するとともに、業務の中で検索ワードを選定する機会も多いので、提供側とユーザー側の検索リテラシーや言語感覚のずれなどもっと柔軟に考えていかなければいけないな…と身をもって感じた出来事でした。
【嵐田】
もう少しで雪のことを考えない生活に戻ります。ただ雪と寒さが落ち着いてくると、苦手な人にはとっても嫌なアイツらが顔を出してきます…
そう「虫」です。我が家は築古なのでヒンパンに遊びにきます。私は無心で捕縛できますが、妻は発見するたびに奇声をあげ、居間は悪い意味で賑やかになります。春の訪れを告げにくる彼ら…出なくなる方法はないものか…よい方法をご存知でしたら是非教えていただけると嬉しいです。
【高田】
春は別れと出会いの季節・・・我が家の次男坊もこの春小学校を卒業し、中学生になります。コロナ禍ピークに中学を卒業した長男のときは子供だけの式典となりましたが、今年はこの調子でいくと親も出席できそうなので今から楽しみです。
ちなみに、私は涙腺が崩壊気味なので、こういったお涙頂戴的な式典にはボックスティッシュが欠かせません。保育園の卒園式でもボックスティッシュを持参し、ママ友に「ウケるーーー!」なんて笑われましたが、式の最中に隣に座ったそのママ友が「ちょっとちょうだい・・・」とティッシュを求めてきたので、思わずドヤ顔(笑)もちろん、今回の卒業式にもしっかり持参するつもりです。
【保田】
最近小1の娘はクラス内で、お笑い芸人錦鯉の「こーんにーちはー!!!」が流行っているらしく、家でもよく叫ぶことがあります。
普段の何気ない会話の途中やお風呂中、そして油断している背後から…突然の「こーんにーちはー!!!」にいつもビクっ!
しかし近所の方へのご挨拶は「…コン…ニチ…。」と蚊の鳴くような声なので、そういう時こそ錦鯉パワーを出して欲しいなと思う母です。
【石渡】
アプリをダウンロードしてから一度も使うことなく寝かせていたPayPay。最近になってやっと使い始めました!
これまで他のキャッシュレス決済を利用していたので、特に不便さを感じることもありませんでした。また、ポイント還元率の高さが魅力のPayPayですが、クレジットカードを連携する使い方はポイント対象外とのことで…チャージとか色々面倒だなぁ~と、放置し続け早二年。使い始めたきかっけは地元のポイント20%還元キャンペーンでした。
20%還元って大きいですよね。使い始めて3週間ほどになりますが、初回利用特典など合わせてもらったポイントは8,000ポイント近く。色んなキャンペーンを素通りしてしまったので、もっと早く利用していれば良かったなと後悔中です。まめに暮らすって大事ですね。
【三浦】
先日初めて映画館の「IMAX」を体験してきました。
大画面で味わう大迫力の映像美と力強いサウンドで没入感MAX、大満足の素晴らしい映像体験でした。
ちなみに観に行ったのは鬼滅の刃の特別上映です。流石の映像美と迫力で4月からのアニメ新シリーズがより楽しみになりました。
【後藤】
苺のおいしい季節ですね♪好きなものを何度も食べたくなる私は、気づけば昨日まで4日連続でタルト、パンケーキ、オムレット、生クリーム大福と苺のスイーツを食べてました。店頭に並ぶ彩りのきれいなスイーツを見ると我慢できずに買ってしまい、スイーツを食べた分食事を減らすという無駄な抵抗をしております。
我慢しよう…今日はいいよね?と自分の中で葛藤しながらも結果、絶対に食べているというパターンをずっと繰り返しそうです。