メールの基礎知識POPとIMAP
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
9月は台風の影響を受ける日が多かったこともあり、防災グッズの状態や備蓄品の確認に改めて気が向くことの多い時期でした。さて今回はビジネスの基本ツールであるメールについての話題を中心にお届けします。
メールの基礎知識POPとIMAP
ビジネス上のコミュニケーションツールとして最も多く利用されているメールですが、それだけに色々なトラブルが発生します。ピーシー・ブレインでもお客様の様々なサポートを行っていますが、やはりメールに関する相談は比較的多い悩みです。
今回は、メールの基礎知識としてIMAPとPOPという方式の特徴やその違いを説明するとともに、起こりがちな「メールが届かない」というトラブルへの対応についてもお伝えします。
▼POP/IMAPとは?
普段あまり意識することはないかと思いますが、メールを受信する方法には大きく2つの方式があります。「POP」と「IMAP」です。(POPは、バージョン3を意味する「POP3」と表記されることもあります)
POPとIMAPはどちらもメールを受信する際に使用する方式です。
メールサーバー情報のうち、受信に関する情報として記載されています。
※なお、メールを送信する際には「SMTP」という方式を利用します。
とは言っても目にするのは、メールアプリの初期設定の時くらいかも知れません。
Outlookではアカウントを初期設定する際に、右図のような画面が表示されます。
▼自分がどちらの方式を利用しているか?
自分がどちらの方式を使っているかは、メールアプリの設定画面を見ると分かります。例えばOutlookの場合は、図2のように設定画面に表示されています。アカウント毎に利用している方式がPOPまたはIMAPと表示されます。
POPとIMAPの違いや特徴について、以降でお伝えします。
POPとIMAPの比較
▼基本的な違い
一番大きな違いはメールを管理している場所・保存場所です。POPの場合はダウンロードした端末上(アプリ内)、IMAPの場合はメールサーバー上です。
POPは、昔から利用されているシンプルな仕組みです。受信したメールをサーバーからダウンロードして、端末側で管理・保存します。一度ダウンロードしたら以降は端末(アプリ)側だけで参照できます。一度受信したメールデータは(アプリの設定で)サーバーから削除して利用します。メールサーバーにアクセスするのは受信メールのチェックとダウンロードの時だけなので、サーバー負荷は高くありません。
IMAPは、メールをサーバー上に保持したまま、指定されたデータを適宜参照します。参照されたデータはその後もずっとサーバー上に残ります。削除やフォルダの作成・移動もサーバー上で行われます。メールデータを全て保管するのと様々な操作の度にサーバー上で操作が行われるのでサーバー負荷は高めです。
▼POPとIMAPの比較 〜 特徴と注意点
特徴や違いについて、もう少し挙げると下表のようになります。
表1:POP と IMAP の特徴と注意点
特徴 | 注意点 | |
POP |
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IMAP |
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最近の傾向としては、メールサーバーの容量も増えて、性能も上がっていることや、スマホとPCの複数端末で利用する機会が増えていることもあり、IMAPでの利用が増えています。Outlookでアカウントを初期設定する際にはIMAPが優先選択されます。また、スマホなど端末側の容量に制限がある場合では、IMAPを利用することが多くなっています。
ただ、メールサーバーの容量が少ない・制限がある場合には、POPで利用する方が適切ですので、状況に応じて選択しましょう。また、IMAPが利用できるレンタルサーバーを使っていても、メール1アカウント(ユーザー)あたりの最大容量(上限)が規定されていることもありますので、確認はしてください。
▼メールアカウント共用時には注意することが多い
複数の利用者、端末が同じメールアカウントを共用する場合には注意が必要です。
同じメールを受信できている人と受信できない人がいる、といったトラブルが発生しがちです。
●メールのコピーをサーバーに残す(後から削除する)
全ての利用者、利用端末がメールをダウンロードする前に、いずれかの端末でサーバー上のメールを削除してしまうと、それ以降に受信(ダウンロード)しようとした端末ではメールが受け取れないメールが出てしまいます。
読み出したらすぐ削除するという設定ではなく、十分な間隔を空けた上で削除するような設定にしておきましょう。
●POPとIMAPの混在にも注意
同じアカウントを扱う端末はPOP/IMAPの設定は揃えておきましょう。
もし、POPとIMAPが混在していると、IMAPで使っている人が削除、あるいは受信トレイから別フォルダへ移動したメールは、POPを利用している端末ではダウンロードできなくなってしまいます。
●メールアカウントを新たに設定するタイミングには特に注意を!
- PCを新たに購入・導入する
- 新しいスタッフのためにメールアプリの設定を新たに行う
といった時には、その設定内容を十分に注意してみてください。
特にOutlookは前述したようにIMAPを優先して選択するようになっています。
もし、どうしてもPOP方式へ変更したい場合は、POP方式でアカウントを追加した後に、IMAPの受信済データを手動でコピーするなどの操作が必要です。以下がその手順の概要です。
【参考】IMAPからPOPへの変更手順
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スタッフのツイート
【藤井】
度々話題に出しておりますがサイゼリヤ大好き芸人の藤井です。
春のメニューから登場したレフォールソースが個人的に非常に好みです。ラムステーキに山盛りのせて食べるの最高…と思っておりましたらラムステーキが9月のメニュー改定で消え去り…。
外で食べられないなら自分で作らんとレフォールソースの再現レシピを調べていましたところあのしゃくしゃくした食感は「大根のなますが一番近い」との情報を得て、S&Bのチューブのホースラディッシュと牛乳を混ぜたものに大根なますを混入、オリーブオイルと塩も加えて…こ、これだー!!となりました。
ソースの再現はできたもののラムステーキは自宅で安価に得るのがなかなか難しいのでやはり復活を願ってやみません。
【嵐田】
今年も残すところ3ヶ月…私の住む田舎町はストーブをつけているところもあるほどに、涼しいを通り越し寒い日が続いております。
昨日は暑い…今日は寒い…という寒暖差から風邪を引きやすい季節でもあります。油断するとすぐ鼻水がでて、常に鼻声の私ですが、より鼻声に磨きがかかってしまうため、風邪を引かないよう厚着を意識していきたいと思います。
【高田】
それはあまりに突然の出来事でした。色鮮やかだった世界が瞬時に真っ暗になり、微動だにせず・・・はい、テレビ壊れました(涙)13年前、主人が副賞としていただいたテレビ。
引っ越す先々のリビングから我が家の歴史を見守ってくれた思い入れのある・・・と言いたいところですが、そんな感傷に浸る間もなく新しいテレビをゲット。13年頑張って働いてくれたテレビをよそに、ボタン1つでYouTubeが見られることにウキウキしているなんとも薄情な家族です。
前のテレビは、今頃きっと(´・ω・`)←こんな顔をしていることでしょう。
【保田】
台風14号が北上する中、ふと子供の頃住んでいた家の思い出が蘇りました。
たまに雨漏りのする家だったのですが、色んな種類の器を置き、様々な雨の音色を楽しんでいたこと。風が吹くたび家がカタカタと揺れ、窓は冷たい息を吐き出し口笛をピーピーと鳴らしていたこと。大人視点だと困るようなことも子供視点だとなんだかワクワクしていた思い出。
落ち葉たちが地面でカラカラと踊る音、庭の金木犀の香り、窓からの景観は室内でもそのまま五感で感じることができた古い家。
しかしこの家の思い出を子供に話してみたところ…「そんな家、こっっわっ!」と一言。
確かに今の時代の性能が上がった家で暮らしている子達からしたら、こっっわい家なのかもしれませんね笑
【石渡】
愛犬が旅立って、ちょうど一年。学生時代に飼い始めたシーズーという犬で、恋愛・結婚・出産・子育てを側で見守ってくれた優しい性格の女の子でした。経験のある方はお分かりになるかと思いますが、ペットロスを乗り越えるのは…そう簡単にはいきませんね。この記事を書いている今も涙が出そうになります。ですが、いつまでもメソメソしていては愛犬も報われない…と始めたのがペットショップ通いです。あらゆるペットショップに出没しては、子犬たちに声を掛けニヤニヤする。これが週末のルーティンになりつつあります。
縁のある子は連れて帰りたいと思うのですが、いつか訪れる別れを考えるとまだまだ勇気を出せずにいます。後継者が現れるまで、我が家のペットショップ巡りは続きそうです。
【三浦】
秋田生まれ東京育ちの三浦です、突然肌寒くなってきましたが寒くなってきたら「きりたんぽ鍋」の季節です。スープは何を使えばいいか分からないという場合はとにかく「比内地鶏」のスープがおすすめです。
比内地鶏スープは麺にも合うので締めにラーメンやうどんを入れたら最高においしいです!
もちろん稲庭うどんを入れてもいいし、きりたんぽの代わりにだまこ餅を入れてみたりしてもいいかもしれません。秋田県の郷土料理「きりたんぽ鍋」これからの季節に超おすすめです。
【後藤】
千葉県松戸市にございます当事務所内のお昼休みの様子をお伝えしたいと思います。
業務時間内は静かでキーボードをカタカタと打つ音だけが響いて集中していますが、お昼休みになるとダイエット、健康、趣味、家族の話or愚痴…などいろんな話題が飛び交います。
しかしお昼休みがもうすぐ終わるという頃にはだいたい食べ物の話に辿り着いてます。さっきまでダイエットを語っていたのに?!
という感じで楽しくリフレッシュして午後の業務の英気を養っています。