ホームページでできること! できないこと!
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
この秋はホント雨が多いですね。梅雨時期の降水量よりも多くなっているそうで、こんなところでも季節感が希薄になっていると感じますね。
さて、今回は基本に立ち返ってホームページの目的についてお届けします。
Contents
ホームページでできること! できないこと!
~ ホームページの目的を再点検しましょう
インターネットを取り巻く環境は年々変化していますが、スマートフォンの普及やSNS利用者の急増などここ数年は特に大きな変化が起きています。
こういった変化をフォローしてゆく必要はありますが、必要以上に振り回されていないでしょうか?
今回は、ちょっと基本に立ち返ってホームページの目的について取り上げてみたいと思います。
▼ホームページの目的を即答できますか?
「売上げアップ」「会社案内」・・・目的は様々であってそれ自体に善し悪しがある訳ではありませんが、その設定は本当に正しいのでしょうか?
よくある間違いはビジネス上の課題をそのままホームページの目的に置き換えてしまっているケースです。
▼ホームページは経営戦略の一機能
ホームページは使い方次第で絶大な効果をもたらす優秀なツールです。様々なことを実現する力を持っています。ただ勘違いして欲しくないのは、ホームページ自体はツールのひとつにすぎないということです。
経営戦略の中の一機能としてホームページが活躍するのは間違いないことなのですが、明確な戦略無しにホームページで会社を変えることはできません。
そして残念なことに、経営戦略が不明確なままホームページでなんとかしようと考えている経営者・マネージャーが少なくないのです。
どんなに優れたツールがあっても、それを利用して成果を上げるためには、明確な経営戦略、具体的な営業戦略や方針などが示されている必要があります。
その前提に基づいてホームページの目的が設定されるべきですが、先ほどの問いのホームページの目的は果たしてそれを満たしているでしょうか?
▼ホームページのビジネス上での役割
ここで、ホームページの役割をネットではなくオフラインのビジネスに置き換えて考えてみましょう。
ホームページには営業マンしての機能があります。ホームページを作るということは新たに営業所を開設するようなものです。
営業所を開設しようとした場合には、右図のようなプロセスで進めてゆくことになります。
この中の最終段階にあたる物件契約や内装工事等に該当するプロセス(物件契約→サーバー契約、内装工事→Webサイト制作)がホームページの制作プロセスに該当します。
つまり、ホームページだけで全てを済ませるというのは、内装工事に新規営業所の戦略全てを託すようなもので、おかしなことです。ですが、ホームページ制作となるとこのような考え方をもたれる方が少なくありません。
ホームページ活用の前提としても、この営業所開設の例でみたように「経営戦略」が明確になっていることは前提なのです。
そしてこの戦略を実行に移す際には、営業所長に相当する人材、あるいはその人を支えるスタッフやパートナーは重要になります。
その基で、ビジネスを展開・市場開拓してゆくための各種分析(営業所の例で言えばマーケット、顧客、立地)に基づいた営業戦略を練るはずです。この過程を経ることで、自社および自社商品の特長や差別化なども明確になってきます。
このように事前に明確化された強み・特徴を生かした戦略をホームページに適用することが成功ポイントになります。
成果の上がらないホームページではこれが逆になっていることが多いのです。 経営戦略 > 営業戦略 > ホームページ という順序になっているかしっかりと確認しましょう。
▼改善につなげる指標の設定
経営戦略、営業戦略が定まっていればホームページの目的を明確にすることはそれほど難しくないはずです。
目的を明確に決めることで、ホームページの成果あるいは状態を計測できるようになります。
成果をあげてゆくためには改善が必要でそのためには、計測することは不可欠です。
そのための指標を設定することが次に重要なことになります。
「なんとなく増えた」とか、「多くなったような気がする」というあいまいな感覚的なものではなく具体的な数値に落とし込むことによって改善のヒントが明確になります。
例えば、ホームページの目的を問合せの増加とするのであれば、
- 実際に問合せのあった数
- 問合せページおよびそこへ至るページのセッション数
- 関連するページでの離脱率
などを設定します。そして改善の際にはこれらの数値を増減させる施策を考えれば良いのです。
OSだけではないサポート期限の終了
Windows XPやWindows VistaといったOSのサポートが既に終了してしまっていることをご存じの方は多いかと思います。
このようなOSそのものについては、ニュースなどで話題になる機会も多く比較的に意識されることが多く注意している方も多いのですが、実はアプリケーションソフトにもサポート期限があります。
その中でも影響が大きいのがWordやExcelといったオフィスソフトを含むMicrosoft Officeです。
この10月には、Office 2007のサポートが終了しました。
10月11日に提供された更新プログラムが最終更新となります。今後は、新たに不具合や脆弱性が発見されたとしても、対応されません。
OSはWindows7などサポートが有効なものにアップグレードしていても、Officeソフトは古いまま、ということもありますが、このような環境の方は一度バージョンをチェックしてみてください。
最近のセキュリティでは何かと話題になる標的型メールなどの不正アクセス攻撃では、実はOfficeソフトの脆弱性を利用したもの非常に多く、注意が必要なのです。
同じように、PDFを扱うAdobe Readerなど他のアプリケーションソフトでも古いバージョンはサポートが終了していますので、OSだけでなくアプリケーションソフトのバージョンやサポート状況についても点検してみることをお勧めします。
- Office 2007 の延長サポートが終了しました(マイクロソフト)
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/2007/end-of-support/office.aspx- 延長サポート終了を控える「Office 2007」および「Windows Vista」の速やかな移行を(IPA)
https://www.ipa.go.jp/security/announce/winvista_office2007_eos.html
スタッフのツイート
【藤井】
秋です。年中食欲溢れる私ですがともかくも食欲の秋です。
今年はイチジクでピザを作ってみました。カマンベールやモッツァレラ、ブルーチーズなどと一緒に皮をむいた生イチジクをON。
焼きたてに蜂蜜をトッピングして食べましたら無限にワインが消えました。
無限にお腹まわりに脂肪もつきました。
ストレッチ頑張ります。秋が終わった後に。
【豊桑】
北陸新幹線に乗って金沢に住む80歳の祖母のところに行ってきました。
以前は高速バスで行っていたことを思うとえらい違いです。
料金は倍以上違いますが、かかる時間は約4分の1・・・もう高速バスには乗れません。
祖母の時代は汽車で、上野まで直通ながらも14時間かかったそうです。交通機関もそうですが、電話すら無かった時代から生きている祖母にしてみれば、技術の進歩にはただただ驚くばかりよ、と。
そう言いながらもiPadからLINEでスタンプを送ってくるのでこっちが驚きます。また来年も新幹線に乗って会いに行こうと思います。
【田島】
先日、学生時代の友人と8年?ぶりぐらいに会いました。
ゆっくりお茶というわけにもいかなかったのですが、言葉を交わし友人の顔が見れてとても嬉しくて、ホカホカした気持ちになりました。
田舎からはそろそろ、氷点下や薄氷の便りが届きそうです。
暖かいものが恋しくなる季節、皆様どうぞご自愛ください。
【高田】
目覚まし時計が壊れました。デジタルの電波時計でした。
「新しいのを買うまで」と、旅行用のアナログ目覚まし時計を使うことにしたところ・・・秒針の音が気になって眠れない。
眠気を催すかと本を読んだら、話の先が気になって、気付けば夜中の2時、3時。
いつも寝ている時間なのに電気がついているので、飼い猫ケンちゃんは大騒ぎ。
という訳で、新しい目覚まし時計を買うまでの3日間、寝不足でした。
(今思えば、携帯のアラーム機能でも使えば良かった・・・)