Windows10無料アップグレード期間終了
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
先に配信された海外での人気沸騰ぶりが話題になっていましたが日本でも正式に公開になりましたね。試してみないと気が済まない性格なので私も早速触っていますが、色々なところで立ち止まっている人たちを本当によく見かけます。
さて、今月もWindows10とセキュリティの話題を中心にお届けします。
Windows10無料アップグレード期間終了
7月28日の無料アップグレード期間前に慌ててWindows10へ移行した方も多いのではないでしょうか?
今回のアップグレード実施の有無に関わらずOSの変更については、気にされる方も多いので、いくつかのケースについて簡単に説明します。
▼今後Windows10にアップグレードするには?
従来はアップグレード向けのパッケージが提供されていましたが、Windows10アップグレード版の提供について現時点ではアナウンスされていません。このままだと、通常版を購入する必要があります。ちなみに、マイクロソフト・ストアで販売されているものでPro版が27,864円(税込)とそれなりの価格です。
アップグレード版提供についての情報発表を待つ方が良いかもし知れません。
▼やっぱり前のWindows7/8.1に戻して使いたい!
急いでWidows10にしてみたものの、以前のOSに戻したいと考えている方もいるかも知れません。
そのように考えている場合は以前のOSに戻して使うことができます(※1)。
同一PC(※2)であれば以前のOSに戻した後でも無料アップグレードの権利は保持されるので、好きなタイミングでWindows10へ移行することができます。
※1 アップグレードから30日以内に限って可能。
※2 メモリなどハードウェアを変更した場合はNGのケースがあります
▼Windows10上で以前のOSを使いたい
もっと積極的にWindows10を利用する方法として、別のOSを同一PC上で動かすことができます。「Hyper-V」(※3)と呼ばれる仮想マシンの機能が含まれていますので、これを追加導入することで、Windows7や8.1あるいはもっと古いOSも動かすことができます。最新のマシン上で動かすことになるので、古いマシンに比べて快適に動作させることができます。
※3 ライセンスが別に必要です。Pro版より上位で提供されます。Home版にはありません。
夏期休暇時期のセキュリティ対応について
例年この時期は、夏休みやお盆休みなどで長期の休業となる企業や、会社自体は稼働していてもシステム担当者が個人的な休暇で不在になることが多い時期です。そんなタイミングでトラブルに遭わないためにも、また何かあったときでも対応できるように準備をしておきたいものです。
▼休み前の準備・対応しておきたいこと
Webサイトへの告知・案内
一斉休業となり業務を停止する場合には、その案内を事前に掲載しておきましょう。トップページだけでなく問い合わせフォームや問い合わせの自動返信メールの中にも記載しておくことをおすすめします。
また、サポートや緊急時対応が別窓口になる場合は、その案内も忘れずにしておくようにしましょう。
Webサイトのアップデート・バックアップ
CMSやショッピングカートのシステムを組み込んでいる場合には、アップデートを適用し脆弱性の無い状態にしておきましょう。また、万が一に備えてサイト全体・コンテンツ・データベースのバックアップを取得しておくはとても重要です。管理者が不在となることで異常に気がつくのが遅れがちになるので十分に注意しましょう。
社内の連絡体制の確認
不測の事態に備えて、外注先・取引先などを含めた緊急時の連絡先や連絡方法を確認しておきましょう。
また、レンタルサーバーを含めた委託先がトラブルを検知したものの社員の誰にも連絡が取れなかったということが起きないよう、社内の通知先についても確認しておきましょう。
※監視通知先のメールアドレスにも注意が必要です。メールサーバーにトラブルがあるとそのサーバーのメールは当然受信できなくなるので、別のアドレスを指定してするなどの工夫が必要です。
メール転送・容量の確認
問い合わせの確認や対応のために、休暇中にメールを個人に転送する際には、その設定・配送の確認をしておきましょう。特に携帯アドレスに転送する場合にはキャリアのフィルタ設定に注意が必要です。自社からのメールは受信できていたものの大事な取引先からのメールがフィルタ・ブロックされていたということも起こりえます。
また、休暇中にメールを受信しないことでメールボックスの容量オーバーが発生することもあります。問い合わせ用に使っていて、迷惑メールを含めて多数のメールを受信しているようなアドレスについては、その容量についても確認して、必要であれば整理しておくようにしましょう。
不要機器のシャットダウン
社内環境のファイルサーバー等の機器は使用しないのであればバックアップを取得した上で電源を落としてしまうと良いでしょう。特に夏場は空調の効いていない室内は温度が上がりますので、休業期間中は機器の温度も上昇による不具合が発生する可能性もあります。
持ち出し機器のセキュリティチェックと持ち出しルール確認
休暇中にPCやその中で扱うデータを持ち出す場合には、暗号化する等の対策が規定されているかと思いますが、そのセキュリティをチェックしましょう。
夏期休暇時期のセキュリティ対応 ~ 休暇後の対応
セキュリティ対策ソフトの更新
まずは何をおいても最初にPCに導入されているセキュリティ対策ソフトのアップデート(パターンファイルの更新)を最初に行ってください。PCを立ち上げたらメールソフト開く前に実施しましょう。
また、休み期間中にWindows Updateなどの更新が発生する場合もあるので、OSやアプリケーションのアップデート適用も行いましょう。
ちなみに、8月のマイクロソフト月例更新は、8月10日になります。この日が休業期間・休暇期間中に該当する場合は次回出社した際にはWindowsの更新プログラムの適用も忘れずに行ってください。
Webサイトの確認
休業期間の案内や告知をサイトから取り下げを行いますが、その際にはメールフォームの自動返信の文面の修正漏れが無いようにしましょう。
また、Webサイト・コンテンツが改ざんされていないことを確認しましょう。
可能であればサーバーログをチェックして、不正アクセスの有無やそれによる影響の有無についてもチェックしておきましょう。
メールの取り扱い
休暇中にメール転送をおこなっていた場合はその解除を忘れずに行いましょう。自動返信で個人的に休暇を伝えるように設定している方はその設定解除も忘れないでください。
なお、メールボックスには休み中に届いた未開封のメールがいつもよりも多く残っています。特に問合せ用のメールアドレスを処理されている方などはいつも以上に迷惑メールやウイルスなどが多数混在しているといって良いでしょう。セキュリティソフトを利用している場合でもメールを開封、する際には十分に気をつけましょう。
今年は特に「標的型攻撃」が流行していますので、見覚えのある差出人であっても偽装されているメールの可能性もあります。先日も宅配便の配達通知を装ったメールが拡散していることで宅配業者から注意喚起の案内がされていました。例年に比べてもより慎重な対応が必要になっていると考えておきましょう。
【参考情報】
長期休暇における情報セキュリティ対策
http://www.ipa.go.jp/security/measures/vacation.html
夏休みにおける注意喚起(2014年版)
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert240810.html
スタッフのツイート
【藤井】
話題となっていたポケモンGOがついにリリースされましたね。
普段ゲームはやらない派なんですがあまりに大きな話題になっているので流行に身を任せてインストールしてみました。
早速炎天下、テクテク歩いて近所のポケストップ巡り。
果たして運動不足解消の効果が出るのが先か私が飽きるのが先か…。
【豊桑】
ポケモンGOはやたらと歩きまわる必要があるので必然的に運動不足解消という話ですが、ウォーキングよりもランニング派の豊桑は時速10kmを超えるとポケモンの卵が孵らないらしいと聞いてプレイすることを諦めかけています。
さて、年に1回運転するかどうかというレベルのゴールド免許ホルダーですが、この度自動車を購入しました。
「生活圏=脚で行ける所」だったわけですが、もう少し広がりそうです。
まずは若葉マークを購入して練習に励みたいと思います。
【田島】
2か月前に蒔いた朝顔がぐんぐん伸び、赤色しか咲きませんが、毎日花を楽しませてくれるようになりました。
朝に開きたての花を見ると「さあ今日も頑張ろう」と背筋が伸びます。
インドア派の私ですが今年の夏は暑さに負けず、ずく(信州の方言で「やる気」)を出してプールにでも出かけてみます。
【青木】
じつは私も信州出身です。「ずくなし」なのでエアコンの掃除はサボり気味です。
そのせいか我が家にあるたった一台のエアコンが寿命を迎えたようで、今年は動いてくれませんでした。
平日は朝と夜以外家に誰もいなくなるので今のところなんとかなっていますが、つらいのは休日の昼間…。
暑さに耐えきれずプールに通い、例年以上に黒くなってしまいました。
どうせ来年は買うのだから、買い替えればいいのですが、なぜか暑さに勝ってやろうと意地になって我慢大会をしています。
危ないです…。皆さま熱中症にはくれぐれもご注意ください。