もう一度おさらいしよう! WEBマーケティングの基本
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
2月も終わり3月になると、私の大好きなサッカーの国内シーズンが始まります。日本代表の監督が誰になるのかという話題もありますが、お気に入りチームの活躍がまずは気になるところです。
さて、ホームページの活用方法を中心とした「WEBマーケティングのヒント」というタイトルで、今月も情報をお届けいたします。
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もう一度おさらいしよう!WEBマーケティングの基本
以前に比べると、動画配信サービスやソーシャルネットワークなどのインターネット関連のサービスが手軽に利用できるようになりますます便利になっています。
また、SEOに関する情報や記事を目にする機会も増えてそれなりに理解していると思っている方も増えてきています。
そんな中で、成果のあがるホームページにするために、あらためWEBマーケティングの基本をおさらいしてみましょう。
▼目的を思い出してください
これまでも何度も書いていますが、ホームページを利用する目的は何でしょうか?再度思い出してみてください。
個人向け、企業向けなど業種・業態が異なっていたとしても、最終的には売上げをあげる、売上げに結びつく問合せなどを得ることになっているはずです。
今回取り上げるマーケティングの範囲としては、販売の対象となるお客さん、お客さんになりそうな見込み客を集めるための活動をホームページ、インターネットを通じて行うこととして説明してゆきます。
▼SEOは大切だけど、それだけではダメ
ホームページにアクセスするきかっけとしては、まだまだ検索サイト・サービスが多いので、SEO対策はもちろん大切です。
SEO対策の効果が上がってくれば、アクセス数は増えます。
さて、そこで改めて確認ですが、欲しいのはアクセス数でしょうか?
最初に書いたように、目的は売上げにつながるお客さんを集めることですね。
SEOは一つの手段としては良いですが、それだけではダメで、反応してくれたお客さん(見込み客)の数に注目する必要がある訳です。
反応・反響に注目!
ホームページを使ったWEBマーケティングの利点の一つには計測が容易であるということがあります。
この計測することは、マーケティングを成功させるためには不可欠な行動で、感覚だけで闇雲に対応しても成果はあがりませんし、仮にうまくいったとしても再現性がありません。
お客さん・見込み客を集める際の目標値としては、反応数・反響数を計測することになりますが、これはホームページに関わる他の指標と次のような関係があります。
反応・反響数 = 流入数 × コンバージョン率
※コンバージョン率とは、ホームページに流入してきた人のうち、実際に請求や申込・購買といった反応・反響といったアクションを起こした人の割合で転換率とも言います。
固定的な割合ではなく、ホームページの作り方や表現内容、そのほかの様々な要因によって変動します。
流入数を増やす!
流入数を増やす前に、そもそもホームページへの流入経路にはどのようなものがあるのでしょうか?
例えば、
- 検索サイト
- 広告
- 他のサイトからのリンク
- ブックマークなどから直接
- ソーシャルメディア
などがあります。
広告などはリスティング広告やディスプレイ広告など種類が複数ありほか、メールマガジンのように集計上は直接アクセスと区別がつかないものもあります。
このような流入経路のうち、SEO対策によって増やすことができるのは検索サイトからの流入数です。
現在のホームページのSEO施策が有効かどうかはアクセス解析を利用して知ることができます。
▼流入経路の内訳までチェック
上記の図2のケースでは、広告についでリンク(Referral)が多くなっていますが、こういったケースではもう一段掘り下げて見る必要があります。ブランドサイトや自社ブログなど自社のサイトからの流入なのか、まとめサイトや、一般ブログなど他者サイトからの流入なのかを確認するようにしましょう。
コンバージョン率アップ
反応、反響を増やすもう一つの指標、コンバージョン率についてそのポイントをお伝えします。
せっかく流入してくれた人たちが、設定したゴールに到達してくれなければ、目標達成とはなりません。
流入数が変わらない場合でもコンバージョン率を改善することができれば、反応や反響数を増やすことができます。これは流入数の増加という自分たちでコントールしにくい要素に比べると手のつけやすいことです。
▼最初のステップは可視化
コンバージョン率の改善に必要なのは、まずは可視化、つまりコンバージョンへ至るどの段階で脱落しているのかを、数値でしっかりと把握することです。これができていなければ、何をすべきかが分かりません。
流入数(訪問者数)と、完了数(申込、問合せ、請求、注文など)の2つの数値は必須ですが、これ以外にその途中のプロセスについても、把握しておくのが望ましいです。
具体的にはアクションを起こすフォームのあるページの訪問者数や、そのフォームへのリンクのあるページの訪問者数が該当します。
これらを整理すると、改善すべきポイントが見えてきます。
なお、特に企業向けの商売(いわゆるB2B)をされている方への注意点としては、完了数に電話やメールといったものも含めるべきです。
これは見込み客の行動を考えた時に、ホームページでは情報収集を行い、手っ取り早く電話で連絡するケースが少なくないからです。
なお、弊社ではこのバージョンの目標値を0.8%~1.8%程度(※業種・商材によっても異なります)に設定して、ホームページや集客改善のアドバイス、実施を行っています。
▼コンバージョン率改善の事例
よくあるケースで、申込フォームページでの離脱が多いという問題があります。
- フォームの入力が面倒(項目が多い)
- どんな資料が送られてくるのか分からない。
など、申し込むとどうなるのか分からない、といった不安や不信感があり、申込フォームへの入力途中で止めてしまうといったケース。
この場合は、この問題を解消すべく
- 資料の内容を分かりやすく伝える
- 問合せの結果、何をしてもらえるのかを具体的に列挙する
- 資料の写真、一部・サマリーを掲載して具体的にイメージさせる
といった対応によって改善することができます。
これはほんの一例ですが、コンバージョン率の改善方法はそれぞれの状況によって異なってきます。
社長のつぶやき ・・・ グリコ〜! !
2月上旬、久々に大阪出張へ行って来ました。
東大阪のお客様と打合せした後、夜の部は弟と息子と合流して道頓堀へ。
約10年ぶりの大阪は、建物、店、風景がすっかり新しくなっていてチョット迷子になったりしながらも、たくさん食べて、たくさん飲んで、久しぶりの大阪を満喫してきました。
帰りは当日0:34大阪発のサンライズ出雲という寝台列車のベッドで爆睡(気絶?)。 朝7時、目が覚めたら勝手に東京駅に到着していてチョー快適。
とことん遊んだ大阪からの帰りは、このサンライズ出雲がおすすめです。