ホームページをリニューアルしました
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
1月の大雪にはちょっとびっくりしましたが、今年の冬はいつになく寒さを感じます。北日本では実際に観測史上最大の積雪を記録しているくらいなので、本当に寒いようですね。
さて、今月もホームページの活用方法を中心とした「WEBマーケティングのヒント」というタイトルで情報をお届けいたします。
Contents
ホームページをリニューアルしました
ピーシー・ブレインのホームページをこの1月にリニューアルしました。
そこで、新しいホームページのご案内とリニューアルの目的やメリットなどについても併せてお伝えしたいと思います。
今回のリニューアルは、次のポイントに重点をおいて実施しています。
デザインテーマの変更
違和感を与えないよう従来のサイト雰囲気を残しつつ、ビジュアルを更新し、また画面サイズを現在の環境に最適化して視認性を向上させています。
SEO内部対策の見直し
検索エンジンの傾向に対応してページ内のキーワード調整を実施しました。
CMS導入による更新作業の効率化
更新作業の簡略化および効率化と情報提供の迅速化を図るために、CMSを部分的に導入しています。
リニューアルでホームページを活性化
▼リニューアルする理由
ホームページは一度作ったらおしまいというものではなく、新しい情報があればそれを追加し、サービスや製品が変わればそれは変更するなど、企業・提供者側の状況に応じて変わって行く必要があります。他にも、反応率のアップやSEO対策、業務の効率化や利用者の環境への適応といった課題の解消がきかっけになることも少なくありません。
▼リニューアルするメリット
実店舗でもそうですが、リニューアルすることで得られるメリットは数多くあります。
- デザイン、ビジュアル面の変更は、飽きさせない・新鮮な印象を与えることができます。特に大画面化が進むPC向けの画面サイズの最適化ではユーザービリティが大きく改善されます。
- サイトの構成、記事やページの構成、記述内容などを見直すことで、より反応率を高めることにつながりますし、検索エンジンの内部対策にもなります。
他にもツールの組み込みや連携による機能アップや、効率化・省力化など、利便性の向上などもあります。
▼リニューアルのタイミングは?
デザインが陳腐化したと感じたときはもちろんですが、他にも考えるべきタイミングがあります。ホームページには時間の経過とともにコンテンツが追加されるため、当初の分類・区分では整理できなくなってきます。この状態は、運営者にとっては更新の手間がかかる効率の問題ですが、利用者にとっては「使いにくい」「どこにどんな情報があるのか分からない」というもっと基本的な問題となります。利用者の視点でチェックしたときに、現在のホームページが分かり難い、混沌としている、乱雑と感じたら黄色信号です。
リニューアルのポイントと注意点
▼目的の明確化
新規の時でも同じですが、まずは目的を明確にすることです。
既存サイト、コンテンツの整理なのか、機能の追加なのかによって対応する内容・方法が変わります。
※機能追加の場合は、別サイトを立ち上げた方が良いケースもあります。
▼リニューアル前後の効果測定
効果測定なしにリニューアルの効果を確認することはできません。リニューアルの前の状態をできるだけしっかりと把握しておきましょう。
リニューアルによって変わることの多い指標を例示しますので参考にしてください。
ユーザーあたりのページ数
リニューアルがうまく機能して、動線誘導がスムーズにゆけば見てくれるページが増えます。これに伴ってユーザー(訪問者一人あたり)が閲覧するページ数は増加します。
直帰率
ユーザー目線で整理されたレイアウト・コンテンツ配置・構造になっていれば、直帰する人の割合は減少します。逆にナビゲーションが機能していない場合など、分かり難いと感じしてしまうと、直帰の割合は高まります。
コンバージョン率
コンバージョン数だけでなく、割合(率)に注目することでコンテンツの質を評価することができます。
また、他にもページ表示速度(読み込み時間)は、検索エンジン側の評価要素の一つにもなっていますので、このような値もチェックしてみましょう。
10分で分かる検索エンジン最適化 ~ Google
「新規、中小企業のための10分で分かる検索エンジン最適化(SEO)」というタイトルで、グーグルがウェブマスター向けの情報を提供しています。10分ほどのビデオと、24ページのスライドを利用して検索エンジン向けに対応しておいた方が良いことをやさしく説明しています。ビデオは英語ですが、キャプション(字幕)には日本語も用意されています
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/12/seo-essentials-for-startups-in-under-10.html
スライドで説明されている要点のうちいくつかをピックアップして紹介します。
ホームページのアドレスはwwwありとwwwなしを混在させず、どちらかに統一しましょう
あるページは、https://www.pcbrain.co.jp/~ で別のページでは https://pcbrain.co.jp/~
となっているようなサイトがたまにありますが、これはどちらかに統一すべきです。
ページ内容には関連するキーワードを自然に使いましょう
ここで例としてあげられているのは「ランニングシューズ」です。販売者側は、「競技用シューズ」と分類していたとしても、お客になる人はその言葉では検索しません。実態に即したキーワードを選択しなければ検索されないということを説明しています。
アンカーテキストの実例
既にいろいろなところで説明されていることですが、リンクに付加するテキストには代名詞ではなくて、意味を持たせた具体的な名称を利用すべきだということです。
(悪い例)
商品の仕様についての詳細は、こちら
(良い例)
商品の仕様については○○○(商品名)の詳細 を参照してください
この情報の対象は概ね50ページ程度のホームページを所有している中小企業向けとしたものですが、より手っ取り早くグーグルの考えているSEOの基本を知りたいという方にもオススメの内容です。
ツイッターを利用している人は確認を!
最新情報を手軽に発信できるため、ホームページやブログ上でツイッター(Twitter)の発言の引用を利用している人も少なくありません。
このツイッターの発言(タイムライン)を表示するために使っている「ウィジェット」と呼ばれる機能の提供が3月で終了になることが発表されています。
対応せずに放っておくと3月以降は何も表示されなくなってしまい、見た目にもまた効果かとしても意味のないものになってしまいますので、心当たりのある方は早い内に切り替え作業などを行いましょう。
該当するウィジェットは、「Join the Conversation」という表示のあるTwitterの公式ツールです。
これを利用しているかどうかは、埋め込まれたページのHTMLソースをチェックして「TWTR.Widget」という文字が含まれているかどうかで判別できます。
※JavaScriptの情報なのでグーグルなどの検索エンジンを利用しても探すことができません。
2013年2月号 『ホームページをリニューアルしました』「 Join the conversation ウィジェット」提供終了のお知らせ
http://blog.jp.twitter.com/2013/02/join-conversation.html