新年のご挨拶
~謹賀新年~
昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので、何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年は1月5日から通常営業とさせて頂きます。
平成24年 元旦
株式会社ピーシー・ブレイン
代表取締役 盛 永 哲 也
Contents
年間検索ランキングで振り返る2011年
2011年の年間検索ランキングが各社から発表されました。
全体的な傾向としては、前年のランキングを基本的には受け継いでいますが、3月に発生した震災やその後の原発、停電などの影響は大きく、関連したキーワードもかなり検索されています。
では、各社のランキングをチェックしながら2011年~今後にかけての傾向を読み解いてみましょう
■グーグルのランキング
▼Google 年間検索ランキング2011
http://www.google.co.jp/press/zeitgeist2011/
▼その他のキーワード
「ニコニコ」は「ニコニコ動画」という日本の動画配信サービスです。これはYouTubeとは異なり会員登録が必要なサービスですが、その代わり会員が動画に対してコメントを書き込むことができ、そのコメントを他の会員も参照できるという機能をもったサービスで、若年層を中心に2250万人もの会員を有しています。
2011年は国会中継でも利用されたことで話題になりした。
■ヤフーのランキング
ヤフーでも同様にランキングを発表しており似たような内容になっています。ヤフーの場合は、PC版、スマートフォン版、携帯版の3つのランキングが発表されています。
モバイル向けでは、モバゲー、GREEなどのゲームサービスがランクしている点が興味深いですね。
▼ 2011年間検索ワードランキング(ヤフー)
2011年の急上昇ワードは
Googleは総合ランキングとは別に、「急上昇ワード」と呼ばれる、前年と比べて検索ボリュームが急上昇したワードも発表しています。
ここには、東日本大震災に関連したワードと、アップル社の新製品(iPhone,iPad)に関するワードが多く出現し2011年を表すキーワードになっています。
右図は期間内での検索数の推移。急上昇の様子が分かります。
モバイルあれこれ ~ スマートフォン対応実践編(1)
個人での利用を中心に普及の始まったスマートフォンですが、企業内での利用・普及も進み、もはや無視できない規模・割合になってきています。
これまでにも携帯電話(フィーチャーフォン、ガラケーと呼ばれる国内キャリアが販売している従来からの携帯電話)向けの対応が問われたように、今後はますますスマートフォン向けサイトへの投資、対応が加速してくるでしょう。
2010年から2011年にかけて、スマートフォンの市場規模は急成長しています。MM総研が2011年7月に発表した市場予測によれば、2011年度の携帯電話出荷台数は前年比7.6%増の4,050万台が見込まれます。2012年度は3,940万台と減少しますが、2013年度:4,055万台、2014年度:4,145万台、2015年度:4,130万台となり、今後は4,000万台規模での推移が続くという見通しです。
このような調査結果からも、今後はスマートフォン対応を進めてゆくことが、企業や事業者にとっては課題になってくると考えられます。
▼スマートフォン対応のポイント
では、具体的にスマートフォン対応を進めて行く上では次のようなポイントがあります。
- 基本はPCサイトベースで
- メニューやナビはシンプルな構成に(絞り込む)
- リンクはより分かりやすく(一目で認識できる)
- 指先での操作を考慮してスペースを(行間、余白)
- サイズは固定せずに可変を前提としたレイアウト
- Flashは使わず置き換える。むしろHTML5が良い
▼基本はPC向けホームページで
ホームページのスマートフォン対応といった場合、対応範囲や方法にはいくつかの選択肢があります。
大手ポータルサイトのようにサイト全体を完全にスマートフォン専用サイトとするケースももちろんありますが、一部はPCサイトを流用して、専用ページと組み合わせた構成で提供する方法もあります。
資本力がある一気に対応ができるケースは別として、最も進めやすいのは既存のホームページ(携帯サイトではなくPC向けサイトです)をベースに対応を進めてゆくやり方です。
スマートフォン専用のコンテンツやサービスを提供するのでなければ、手間やコスト面でももっとも合理的です。
もともとスマートフォンは従来の携帯とは異なりPCと同等のブラウザを搭載しているので、PC向けのホームページの一部を除いて構成要素は大きく変わらないのです。キャリアや端末を細かに意識する必要もないのです。
携帯サイトをベースにすると、独自に拡張された機能(例えば絵文字やアクセスキー)や操作を変換するだけでも手間になってしまうので、PC向けホームページをベースにする方法がおすすめです。
▼メニュー・ナビはシンプルな構成で
基本構成はPCサイトをベースにした方が良いのですが、画面自体はまだまだPCに比べると狭いので、メニューやナビゲーションには工夫が必要です。
スマートフォン向けサイト・ページでは、左ナビやヘッダ、フッターなどに表示していたナビゲーションは省略したすっきりとしたレイアウトにした方が使い勝手は格段に良くなります。
このあたりは、Yahoo!や大手ブログサービスのスマートフォンサイトが参考になります。