GoogleのSEOスターターガイドが更新されました
先日、千葉国体が開幕しましたが、開会式にブルーインパルスが展示飛行していたのをご存じでしょうか?国体で飛行するのはなんと45年ぶりだそうです。私はたまたま自宅近くの上空を待機飛行していたのを目撃したのですが、国体の開会式に登場するということをツイッターで知りました。
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
さて、ホームページの活用方法を中心とした「WEBマーケティングのヒント」というタイトルで、今月もお役に立つ情報をお届けいたします。
Contents
SEO スターターガイドが更新されました
2009年6月にGoogleが公開した「検索エンジン最適化スターターガイド」が更新されました。
従来のガイドからの変更点は、
- 用語解説を追加しました
- イメージを追加しました
- モバイルサイトの最適化を追加しました
- よりわかりやすくなるよう、一部文章を改変しました
となっています。
用語解説が追加され、イラストやカラー表現が加わったことで、印象としても前作のレポート風から冊子風になっており読みやすくなっています。
前回読んで難しいと断念した方も再度目を通すとよいでしょう。
以下のGoogleウェブマスター向け公式ブログのページからダウンロードできます。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2010/09/seo.html
目的に応じたホームページの活用
ホームページで成果をあげるためには、目的を明確にした上で、目標・ゴールをしっかりと設定する必要があります。その上で、適切なタイプのホームページを作成します。
成果のあがっていないホームページは、たいていの場合ホームページで何をやりたいのかが定まっていません。
あなたは何のためにホームページを作ったのでしょうか?
今回は、ホームページの目的に応じて必要となるホームページのタイプを取り上げて説明します。
ホームページ開設した時の想いを、いま一度確認してみてください。
ホームページの目的の明確化
ホームページは、既存の店舗や事業所、営業マンに加えて、インターネット上の支店・営業所、販売店、あるいは営業マンとして、その役割を期待して作られていることが多いはずです。
このため、次のようなものが、ホームページの目的として設定されることが多くなっています。
- 商品・サービスの販売
- 見込み客の獲得
- ブランディング(顧客満足度向上)
- 求人
ここで挙げたように目的を明確にした上で、次にホームページでの具体的な目標を設定します。
目的別のホームページの目標設定
ここでは目的別に、ホームページでの目標・ゴール設定の例を挙げます。
▼販売を目的
商品・サービスをホームページ上で直接販売することを目的としています。
注文のプロセスがインターネット上で完結するのであれば、通販と同じです。
飲食や接客型のビジネスであれば、来店の予約もほぼ同じ目的となります。
この場合の目標は、「注文」「予約」ということになります。
また、サービスの提供時期や形態によっては、「見積」が目標となるケースもあります。
▼見込み客の獲得を目的
ホームページだけでは販売が難しい商品やサービス、販売のために対面する必要があるような営業プロセスが組み込まれている場合には、営業対象となる見込み客の獲得を目的とします。
ホームページからの問合せに限らず、電話・ファックスでの連絡、資料請求やサンプルなどの請求、見積依頼やメールアドレスの登録などが目標となります。
見込み客に対してコンタクトできることが必要となるため、コンタクト情報の収集が欠かせません。
ホームページがもっとも得意とするのが、この見込み客の獲得を目的した使い方です。
▼ブランディングを目的
企業や会社、店舗の知名度アップや、顧客満足度の向上を通して、ブランディングを目的とします。製品・サービスの情報だけでなく、役に立つ情報やアドバイス、ノウハウなど、より多くの情報の発信とそのフィードバックを目標とします。
ホームページの3つのタイプ
目標を達成するためのホームページのタイプとしては、大きく次の3つに分類されます
- 販売型ホームページ
- 問合せ・資料請求型ホームページ
- 情報提供型ホームページ
このホームページのそれぞれのタイプの特徴は次の様になります
1)販売型
商品やサービスの販売・受注を目的としたホームページです。ネットショップ、ECサイトと呼ばれるタイプです。
このタイプのホームページは、「通信販売」のノウハウが欠かせません。店頭・店舗販売とは異なる無店舗販売の運営知識・経験がない状態では軌道に乗せるのはかなり難しく、成果があがりません。
単純に、販売機能だけを持たせただけで売れることはまずないため、他のタイプのホームページと組み合わせて利用することが望ましいです。
2)問合せ・資料請求型
他のタイプと比べて、成果が挙げやすいタイプのホームページです。
見込み客へのコンタクト情報を収集するために、問合せ、資料請求、メールアドレスの登録などのアクションを起こしてもらう必要があります。
如何にアクションを起こしてもらうか、という点から必要なコンテンツを用意する必要があります。
アクションへの誘導・動線をしっかりと設計しておくことが反応率を上げるポイントになります。
販売型のホームページと組み合わせることで、「いますぐ客」に加えて「そのうち客」の情報を収集することができるので、販売目的のホームページではこの2つのタイプを用意している方が望ましいです。
3)情報提供型
販売や見込み客の獲得を目的とせずに、会社案内や商品紹介・サービス案内などの「情報提供」をメインにしたホームページです。
製造業など代理店経由での販売など、直接営業に関与しないような事業形態の場合に、エンドユーザーへアピールする有効な手段となります。
紙媒体の資料を補完、最新情報の追加などとしての利用も有効で、営業ツールとして活用することもできます。
このタイプのホームページは、様々な角度、視点からより多くの情報を発信した方が効果的です。
目的に応じたホームページのタイプ
このようにホームページの目的、目標・ゴール、ホームページのタイプを分類してきましたが、それぞれの関連をまとめると次のようになります。
上の表に記載したものはあくまでも一例です。あなたのホームページの目的に合わせて、目標設定をおこなって、最適なタイプのホームページを作成してください。また、その際には貴社の販売の仕組みに連携していることが前提です。販売の仕組みがまだ整理できていない場合には、まずその仕組み作りをしっかりと行ってください。
そうすることで、ホームページの訪問者に期待するアクションが明確になるはずです。