今月のトピック
年は梅雨明けした後もすっきりしない天気の日が多いですね。
せっかくの46年ぶりの皆既日食も天気の悪いところが多く、生で肉眼で見られた人はラッキーだったようです。
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
さて、ホームページの活用方法を中心とした「WEBマーケティングのヒント」というタイトルで、お役に立つ情報をお届けいたします。
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今月のトピック
■Yahoo!とマイクロソフトが検索事業で提携
新聞・テレビなどでも報道されていますが、米国Yahoo!と米国Microsoftは、7月29日検索事業における向こう10年間の業務提携について合意に達したと発表しました。
この提携では、現在Yahoo!で使用されている検索技術YST(Yahoo Search Technology)に代わって、マイクロソフトのBingが採用されることになります。
また、検索広告のベースも現在オーバーチュアが採用しているシステムから、マイクロソフトのadCenterシステムに切り替わります。
今回の発表は米国内でのサービスに関するもので、日本のYahoo!の場合はソフトバンクが株主であるなど状況が異なりますが、これまでのYahoo!サービスの変遷を考えると日本国内のサービスについても同様に順次適用されて行くと予想されます。
この提携が実現すると、これまでのYahoo!向けのSEO対策には大きな影響を与えることになります。テクニック的には、YST向けに最適化内容をBing向けに修正するなどが必要ですが、まだ情報は多くありません。
ただ確実に言えるのは、いままで以上に本質的・基本的なSEO対策が重要になっていくことです。SEO業界ではとても注目されています。
■関連情報
- Microsoft、Yahoo!提携に関する特設サイト(英文)
http://www.choicevalueinnovation.com/ - Bing(Microsoft)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3698&rss_fdn=New+Info
ホームページで動画を利用する
今回は、小さな会社での事例も少しずつ増えてきたホームページでの動画の活用について取り上げます。
▼動画とは
ビデオなど動きのある画像を使ったコンテンツのことです。
これまでも動きのあるコンテンツとしては、Flashなどを利用したアニメーションはありました。
最近の動画は、テレビで見るのと同じレベルのビデオ画像を使った形式のものがアニメーションよりも多くなっています。
▼動画利用が進む背景
少し前まではホームページは文字が中心でそれを補うように画像などを利用するケースがほとんどでした。
一部実験的な意味で動画を使っているところもありましたが、大手企業のプロモーションなど先進事例など特殊なケースがほとんどです。
この背景には、通信環境の変化があります。5,6年前までは通信回線やサーバーの容量など閲覧環境に制限があり、誰でも動画を配信、再生できる訳ではありませんでした。
ところが、その後急速に進んだブロードバンド化のおかげで、いまでは多くの人が気軽に動画を配信¥再生できる環境を手に入れることができます。
最近のインターネットの調査結果を見ても、動画に関するサービスを提供しているサイトが上位にランキングされるなど、大きな関心を集めています。
Youtubeを始めとする無料の動画サービスが提供されるようになってからは、それまでの大手企業のプロモーションだけでなく、個人レベルの趣味情報の発信にも利用されるようになってきました。
そしてこの動きは中小企業にも広がってきています。
集客や販売促進のツールとして動画を利用して、実際に成果をあげるようなケースが増えてきたのです。
では、動画をホームページで利用することによって、どのようなメリットがあるのでしょうか?
以降で説明してゆきます。
動画を使うことのメリット
▼圧倒的な情報量
情報を伝達する手段としては、文字、画像、音声などがありますが、動画の場合はこれらの手段に比べて圧倒的な情報量があります。
この動画の情報量によって、他の文字・静止画だけの表現と比べて、見た人には大きな印象を与えることができるのです。
ホームページで動画を利用するところが増えてきたとは言っても、まだまだ全体からみればごく少数ですので、現状では動画を提供していること自体がアドバンテージになっているとも言えます。
▼正確に伝えられる
経過や変化の様子を伝えたときなど、文字や写真だけでは非常に伝えにくい情報があります。
また、使い方など、文章だけでは意図した通りに理解してくれるとは必ずしも限りません。
古くから「百聞は一見しかず」という言葉があるように、見れば分かるといったケースではとても威力を発揮します。
▼情報提供の順序をコントロールできる
また、動画を使った情報提供では、従来の文字中心の情報提供とは異なり、情報を伝える順番をコントールしやすいとう特徴があります。
これは、通常のホームページコンテンツでは、多くの情報を伝えようとすると、どうしてもページそのものが長くなるか、ページを分割するといった対応になります。こうなってしまうと、情報発信者側が順番に読んで欲しいと思っても、「途中を読み飛ばす」「一部しか読まない」といったことが起きてしまうのです。
こうやって得られた一部の情報から、人は足りない部分を勝手に想像して判断してしまうので、期待した通りの成果が得られないということが起こるのです。
ところが、動画の場合は、情報の展開(ストーリー)をあらかじめ見ることができません。
このため発信者側が想定したシナリオに沿って、最初から順序だてて情報を受け取ることになります。
こうすることで、情報の受け手の心の中もある程度予想しやすくなり、反応を得やすくなるのです
▼高い反応率
通販では、テレビショッピングで一定の反応が取れるのは、このような特徴・メリットを最大限に活かした作りになっているからです。
ホームページの動画でも、同じような成果を得ることができるのです。
こういった特徴を活かすことで、ホームページで高い「反応率」を得ることができるのです。
ホームページの動画の特性
テレビなどで見る映像と異なり、次のような特性があります。
動画コンテンツを作成する際には、このような点にも注意が必要です。
- 個人で見るケースが多い
- 短時間(せいぜい3~5分程度)
特にビジネスで利用する場合には、再生を途中で停止されない程度の長さにしておかないと意味がありません。 - 画面のサイズが小さい
パソコンの全画面に拡大して見ることもできますが、多くの場合は画面全体の1/9~1/4程度の大きさです。そのサイズで見ても分かるような撮り方、画質でないと代えって悪い印象を与えてしまいます。
▼ファイルの種類
現在ホームページで利用される動画ファイルの形式は大きく次の3種類があります。
それぞれ一長一短があるので、その点を理解して選択しましょう。
動画を使うためには
①動画の撮影
まずは動画の素材となる映像の撮影が必要になります。もちろん過去に撮影したものを使うこともできます。
専門の業者に頼んでも良いのですが、最近のムービーカメラは性能も高く、またパソコンに取り込みやすくなっているので、これらを利用することができます。
撮影した映像はパソコンに取り込んで以降の作業の準備に備えます。
②編集する
必要に応じて、撮影した動画を編集します。
編集にはツールが必要になりますが、最近は個人向けのビデオ編集ツールでもかなりいろいろなことができるようになっています
③ホームページで配信する形式に変換する
編集が終わった段階では、ビデオのサイズは巨大でブロードバンドであってもホームページで流すには容量が大きすぎることがほとんどです。このため、ビデオの形式を配信に最適なサイズになるよう変換します。
④ホームページに掲載する
変換したビデオファイルをサーバーにアップしてホームページを編集すれば完了です。
この際に、Youtubeなど動画サービスサイトを利用すると、変換作業やホームページへの掲載作業を簡略化することができます。
▼注意点
Youtube、ニコニコ動画など、無料の動画サービスを提供しているサイトは、現在その収益モデルの構築に苦慮しています。このため、将来的も無料で現在同等のレベルのサービスが継続される保証が無いことを理解しておく必要があります。
動画の活用事例
ホームページでの動画の利用方法はいろいろあります。
テレビショッピングのように商品案内から販売までを行うようなケースもあれば、製品の使い方や製品を使った作り方(レシピ)などを見せる、実際の製造現場や施行の様子を見せる、セミナーの抜粋を見せるなど、工夫次第でいろいろな情報を提供できます
- (例)機械の動作映像
http://www.webquick.jp/c/v0907.html
ここでは、私の友人で動画を活用したホームページで実際に成果をあげる事例について説明します。
ワンポイント解説 ストリーミングとダウンロード
動画コンテンツを配信する仕組みには「ストリーミング」と「ダウンロード」という2種類の方式があります。
動画の配信というと、必ず「ストリーミング」方式だと思っている方も実は少なくありません。
ストリーミングというのは、動画サーバーと再生するソフトの間でやりとりをしながら最適なデータを送信する方式です。通信回線の混雑状況に応じて、送信するデータのサイズなどを変更するので、すぐに再生できる、再生が途切れにくいといった特徴があり、大勢の人がアクセスしても問題がおきにくいようになっています。配信された映像がパソコンに保存されないという特徴もあります。
このストリーミングを利用するためには専用のシステムが必要なため、一般的なレンタルサーバーに標準で用意されていることはほとんどありません。ストリーミング専用のレンタルサーバーや専用のサービスを利用して動画を配信することが多いです。
一方、ダウンロードは、PDFファイルやWord,Excelのようなファイルと同じように、サーバーから送信された動画ファイルをそのままブラウザで受信して再生するという仕組みです。昔は、ファイル全部がダウンロードされてから再生がスタートしたのですが、現在ではファイルの一部がダウンロードされた時点で再生が始まりますので、見かけ上はストリーミングと差を感じないことも多くなっています。
また、特に難しい設定や設備・システムなどは必要なく、一般的なレンタルサーバーで利用できます。
Youtubeなど大手の動画サイトが採用しているのは、ストリーミング方式ですが、大手企業以外のホームページの動画コンテンツは、手軽に利用できるダウンロード方式で配信されているケースが圧倒的に多くなっています。
中小企業で自社のサーバーに動画を格納する場合は、よほど集中したアクセスが予想される場合でない限りダウンロード方式で問題ありません。
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