今月のトピック
メキシコに端を発した新型インフルエンザですが、連日報道が続いています。事実だけでなく風評や個人の意見・勘違い・思いこみなどのいろいろなレベルの情報が混在していますね。こんな時こそ、正しい情報を入手して、正しく判断して、正しい行動をとることが必要ですよね。
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
インターネットの情報を活用するときも、情報を鵜呑みにするのではなく正しく判断と行動が必要です。
さて、ホームページの活用方法を中心とした「WEBマーケティングのヒント」というタイトルで、お役に立つ情報をお届けいたします。
Contents
ホームページ活用講座
今回は、ホームページを作成・公開した後にぜひやっておきたいことについて説明します。
ホームページの作成・制作が完了して、サーバー上で公開しても、それでホームページが完成した訳ではありません。
ビジネスツールとしてホームページを役立つ存在にするためには、その後もしっかりと手をかけて、大きく育ててゆくことが欠かせません。
放っておいていつかそのうち成果があがるようになることは決してないのです。
とにかく思いつくことを何でもやってみることも大切ですが、そんな行動の参考となるための、ホームページをうまく育てて活用してゆくためのヒントを説明します。
ここでは次のような5つのポイント(+おまけ)について説明しますので、ホームページ活用の参考にしてください。
- 検索エンジンに登録する
- ホームページを紹介する
- ホームページにリンクしてもらう
- コンテンツを追加する
- 反応を調べる(アクセス解析の利用)
+1 広告を利用する
検索エンジンに登録する
ホームページは公開すれば放っておいても勝手に見に来てもらえるほど甘くありません。現在では、検索エンジンを使って検索した結果を見て、ホームページにアクセスしてくる人がほとんどです。ですから、検索エンジンにあなたのホームページを知ってもらうことが重要になります。
そのためには、まず検索エンジンに対して「ホームページの登録」が必要になります。
この検索エンジンへのホームページ登録には大きく次の2つの種類があります。
- 無料で申請できて自動的に登録してもらうタイプ
- 有料で審査してもらいカテゴリ別の一覧に登録してもらうタイプ
検索エンジンの通常(キーワード)検索で対象となるのはロボットによって自動登録されたホームページですが、同じ条件であればカテゴリ登録しているホームページが検索結果のより上位に表示されるようになっています。
検索エンジンのカテゴリ登録は、SEO対策として有効な手段の一つですので、ホームページを集客手段としてしっかりと活用したい方にはこのカテゴリ登録サービスの利用をオススメします。
国内の検索エンジンではYahoo!が有名で利用者も多いのですが、このYahoo! には、「Yahoo!カテゴリ」というサービスがあります。
http://dir.yahoo.co.jp/
このカテゴリに登録にするためには「Yahoo! ビジネスエクスプレス」という有償サービスを利用します。
ビジネスエクスプレス自体には、直接申込むこともできますが、取り扱いしている広告代理店やホームページ制作業者などが申請を代行している場合もあります。
審査料金は、取扱商品や業種によっては異なりますので事前に確認してください。
Yahoo! カテゴリ以外には、
- Jエントリー
http://www.jlisting.jp/jentry/ - クロスレコメンド
http://www.xlisting.co.jp/Service/Xrecommend/index.html
といった同種のサービスがあります。登録先は異なります。
ホームページを紹介する
最初に検索エンジンへの登録について説明しましたが、ホームページにアクセスするきっかけは、なにも検索エンジンだけとは限りません。
ホームページを知るきっかけとなる媒体が紙であることは意外と多いものです。そこで、
- 名刺
- 会社案内
- チラシ
- ポスター
- カタログ
などにホームページのアドレスはしっかりと記載しましょう。さらに、
- 見積書
- 請求書
- 納品書
など取引先や見込み客とコンタクトする可能性のある様々な資料・媒体にもアドレスを表示して、どんどんアピールしましょう。
既存の顧客に対しては、ニュースレターやお知らせの案内・DMなどで紹介するのも良いでしょう。
そして、忘れがちなのですがぜひ活用して欲しいのが、
「電子メールの署名」
です。目にする機会が多いので、ちょっとした工夫で効果的に知らせることができます。
ぜひチェックしましょう。
他にもリリース(ニュースリリース、プレスリリース)などの広報活動を行っている場合には、これらを利用してホームページを紹介するはとても効果的です
ホームページをリンクしてもらう
ホームページの紹介と考え方は同じです。
商工会議所や商工会などあなたが所属している団体などのホームページで紹介してもらう(リンクしてもらう)ことも積極的に行いましょう。
同じように都道府県、全国レベルでのビジネスディレクトリ(企業一覧)や、業界団体ホームページなどへも掲載してもらうことができます。
また、ホームページをリンクしてもらうことで検索エンジンの評価が上がりますので、団体だけでなく知り合いのホームページなどからもリンクしてもらうように依頼することも併せてやってみましょう。
さらに知り合いのホームページにリンクしてもらうだけでなく、積極的に「相互リンク」を進めるのもよいでしょう。
相互リンクとは、私があなたのことを紹介するので、よかったらあなたも私のことを紹介してください、というものです。
コミュニケーションが必要で手間はかかりますがSEO対策としても有効な施策の一つです。
コンテンツを追加する
ホームページの作成が完了した直後の状態は、十分なボリュームのコンテンツ(ページ)が揃っていません。コンテンツを追加して内容を充実させてゆきましょう。
コンテンツを作成するときは、「お客さんに喜んでもらえる情報提供」を意識してください。
と言って難しく考えることはありません。実際の営業の現場(店頭)で、あなたがお客さんの前で話している内容をコンテンツとすれば良いのです。お客さんの前で話している内容というのは、お客さんが興味を持つから話しているはずです。ですので、この内容をホームページに掲載すれば、見に来た人は同じように興味を持ってもらえます。
「自分の言いたいこと」ではなく見た人が「知りたい」と感じることを掲載してみてください。
また、情報コンテンツ(商品・サービス情報、お役たち情報、商品・サービス選びのヒント)以外にも次のようなコンテンツはぜひ追加するようにしてください。
■お客様の声
人は第三者の評価を気にする傾向があります。あなたが「良い」「すばらしい」という代わりに実際の利用者に代弁してもらうことで信憑性が高まります。
■事例・実績
商品・サービスにいろいろなバリエーションがあっても、自分に合うモノが本当にあるのかということを気にします。頭の中で想像しているものが事例・実績として提示されればもやもやした状態が整理されて購買に向けて次のステップに進むことができます。
反応を調べる
ホームページを効果の高いビジネスツールとして育ててゆくためには、何が良くて何が足りないのか、現状の分析をすることが必要です。
このときに欠かせないのが「アクセス解析」です。
「どのくらいのアクセスがあるのか」、「どのページがよく見られているのか」、「どんなキーワードでアクセスしてくる人が多いのか」などを定期的にチェックして、検索エンジン対策(SEO)や反応率アップのために必要な情報を収集する習慣をつけてください。
このアクセス解析を利用する上でとても大切なことがあります。「どのようにホームページを見て欲しいのか」ということをあらかじめ具体的にしておくことです。そうでないと、結果をただなんとなく眺めるだけで感覚を頼った誤った判断をしてしまいます。
最低でもチェックしておきたい基本的な指標は次の3つです。
- 訪問者数
何人がホームページを訪問したか
※回数(ページビュー)ではなく人数です - ページ毎の閲覧数
どのページがどれくらい見られているか - リンク元の情報
どこホームページからやってきたか
他にも「どんなキーワードで検索してきているか」などいろいろな指標がありますが、まずはこの3点は基本として常に把握できるようにしておきましょう。
アクセス解析ではホームページの持つ集客力を知ることができますが、実際に成約・販売・来店に至ったかどうかまでを直接知ることはできません。
この部分の数字についてはアクセス数だけでなくオフラインの数字も併せて集計・カウントしてください。
ビジネスのスタイルに応じて、資料請求、問い合わせ、申込、注文、予約、来店など様々な指標があるはずです。
この数字を目標を達成した人数として扱えれば、ホームページの反応率を知ることができます。
この反応率は、資料請求や申込、注文への転換率という意味で「コンバージョンレート」とも呼ばれます。
ホームページの反応は、アクセス数の多少だけでなく、問い合わせ・資料請求へ誘導するページの作り方や、問い合わせページでの表現・メッセージなど様々な要因によって左右されます。
訪問者数だけを見て、アクセス数が少ない=反応が少ないと考えるのは正しくありません。費用をかけてアクセス数を増やすよりも、ちょっとした表現・語句を変更するだけでも反応がアップするケースも少なくありません。
正しく情報を収集して正しい判断をする必要があるのです。
なお、問い合わせや注文といった反応を計測する際には、ホームページを見てもメールやネットを使わずに電話で連絡・問い合わせをしてくるケースがあることも念頭においておきましょう。
ホームページ(メール)からの問い合わせがないからといって、ホームページの効果がない訳ではありませんのでこの点を間違えると対策を誤ってしまいます。
※実際、当社でも半分以上はホームページ→電話による問い合わせになっています
アクセス解析についてはニュースレターの2008年11月号で、反応率の測定については2009年1月号でそれぞれ説明していますので、改めて確認してみてください。
※手元にニュースレターのない方は当社担当までご請求ください
【※プラス1】 広告の利用
インターネットはコストが低く抑えられる媒体です。でも、そうは言っても全く広告費をかけずに集客するのはかなり難しいものです。
SEOや相互リンクなどお金をかけない作業を社内で行う場合であっても、そのためにかかる時間・工数は実際には人件費としてコスト要因になっているのです。
また、検索エンジン対策(SEO)を実施してみても、通常は効果が現れるまでに数週間~数ヶ月程度(だいたい3ヶ月程度~)の時間がかかります。
ですが、その期間を待っていられない、今すぐアクセスを集めたい、と考えることがあるでしょう。むしろそう考える方が一般的でしょう。
このような状況を解決するためには広告の利用を検討してみると良いでしょう。
広告といってもいろいろな種類があります。
ホームページで比較的よく目にするのは、PPC(Pay Per Click)と呼ばれる検索エンジン連動型のクリック課金型(広告をクリックした時点で課金される方式)広告です。Yahoo! では、検索結果の上部と右側に表示されます
この広告は、費用対効果が高いので、初期に小予算で利用するのに適しています。
なお広告料金は、キーワードによって異なり、また広告主が入札で決定するなど慣れないと分かりにくい点がありますので、利用にあたっては、キーワードの調査・選定などと併せて経験者・専門家に相談してみると良いでしょう。
お知らせ
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