Vol.16 2009年2月4日号
- ネット通販の売上が過去最高を記録
- ホームページ活用講座 ~ 反応率に着目する
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□■ ホームページ活用通信
■ WEBマーケティングのヒント
2009年2月4日号 発行 Vol.16
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ちょっと遅くなってしまいましたが、2009年最初のメールニュースです。
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
今年は昨年引き続き変化の大きな1年になるかと思いますが、今まで以上に
みなさんのお役にたてる情報をお届けしてゆきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今┃日┃の┃メ┃ニ┃ュ┃ー┃
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□1.ネット通販の売上が過去最高を記録
□2.ホームページ活用講座 ~ 反応率に着目する
□3.お知らせ
□ あとがき
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□1.ネット通販の売上が過去最高を記録
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昨年末の情報ですが、不況・不景気という報道が多い中では目立つ
明るい話題なので取り上げてみました。
昨年末のボーナス商戦では、デパートや量販店といったオフラインの店舗での
販売が、軒並み売上を落とす中で、楽天やヤフーといった大手のネット通販
サイトの売上が過去最高の売上を記録しています。
不況感が出てくると、「巣ごもり」と呼ばれるような、手近なところで消費
行動を起こすパターンになるようですが、ネット通販はこのパターンによく
マッチしている訳です。
旅行に出かける代わりに、ネットショップから「お取り寄せ」する人も
一段と増えているようです。
この傾向がこの後も続くのかは分かりませんが、少なくとも今回の結果を
受けて「ネット通販は不況に強い」という事で、既存の店舗販売の事業者も
含めてネット販売への注目が高まってきています。
(高山)
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□2.ホームページ活用講座 ~ ホームページの反応率に着目する
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今回は、「ホームページの反応率」というテーマでお届けします。
ホームページでは、その利用目的を明確にすることが基本です。
多くの場合、訪問者に以下のようなアクションを取ってもらうことが
ホームページの目的となっていると思います。
・問い合わせ
・資料請求
・見積もり依頼
・サンプル請求
・セミナー申込み
・商品やサービスの申し込み
このようなアクション(=反応)をより多く集めたい訳です。
ホームページの反応を把握することはとても大切なことですし、
そのことを重要だと分かっているはずなのですが、実際のところ
どの程度正確に把握しているでしょうか?
アクションが少なければ、
「反応が減った」
「反応が悪い」
逆に多ければ
「反応が良い」
「反応が増えた」
と感覚として捉えている方は多いのですが、数字の変化として
把握している方は少ないのが実状です。
◆反応率とは?
さて、ホームページを効果を高めるためには、反応の絶対数だけでなく、
その割合=反応率で考えることも必要です。
ホームページの「反応率」とは、ホームページへのアクセスに対する、
実際に得られたアクション(=反応)の割合のことです。
また、「反応率」は請求や申込・購買への転換率ということで、
「コンバージョンレート」と呼ぶこともあります。
この「反応率」は一定であれば、アクセスが増えればその割合に
応じて反応数は増えます。ですが、もし同じアクセスのままであっても
「反応率」をアップできれば、反応数が増えます。
アクセス数を増やす施策にはお金がかかることが多いのですが、
反応率を改善することができえればより効率良く、反応を得ることが
できるのです。
◆反応率の計測
このホームページの反応率を知るためには、アクセス解析を利用します。
アクセス解析で得られる情報を基にして、次のような反応率のデータを
得ることができます。
例えば、資料請求を目的とした場合には次のような指標を取得して算出します。
1)資料請求数
※この中に電話やメールなどアクセス解析では集計できない数を
含めた方が良いケースもあります。
2)資料請求ページのアクセス数
3)申込み率
4)ホームページ全体のアクセス数
5)資料請求ページへの誘導率
6)訪問者数
7)平均参照ページ数
◆反応率をアップするポイント
ホームページの反応率を示す指標が得られたら、反応率をアップする
ための改善のポイントをチェックしましょう。
★ケース1:ホームページのアクセス数が少ない
「そもそも、アクセス数自体が少ないか、減っている」
↓↓↓
アクセス数自体はホームページによって大きな開きがあります。
平均値がほとんど参考になりません。
ただ、ホームページからの定期的な反応を得よう考えれば、
1日あたり100以上のアクセスは必要でしょう。
このアクセス数を増やすためには、
・広告(主にネット広告)を利用する
・SEO対策を実施する
といった対策が有効です。
★ケース2:資料請求ページへの誘導率が低い
「資料請求ページへの誘導率が、極端に低くなっている・減っている」
↓↓↓
アクセスしたページの内容によっても誘導率は大きく変わりますが、
5%程度は目標にしたいところです。
もし1%程度しかないということになると、ホームページにせっかく
アクセスしてきたた人のうち100人に一人しか、資料請求ページに
誘導できていない、ということになります。。
この場合は、資料請求ページへの誘導方法(リンクの仕方、掲載ページ
の内容)に問題がある可能性が高いと考えられます。
資料請求ページへのリンク箇所を増やす、目立たせるといった単純な
ことや、資料でどんなことが分かるのかそのメリットを表現するなどの
工夫が必要になります。
この誘導率が低い状態でアクセスアップを狙ってもお金がかかるだけで、
とても効率が悪いのでしっかりとチェックしましょう。
★ケース3:資料請求ページの申込率
「資料請求ページにアクセスした人のうち、実際に資料を請求して
くれた人の割合が低いか、低下していないか」
↓↓↓
やっとの思いで資料請求ページで到達しても、ここで引き返して
しまう、中断してしまう人の割合が高ければ反応は得られません。
ここでの申込率は5~10%程度が一般的ですが、競合や価格設定
などによっても変動します。
この割合が低い場合は、資料請求ページの記載内容に問題がある
ケースがほとんどです。
・フォームの入力が面倒
・どんな資料が送られてくるのか分からない。
(申し込むとどうなるのか分からない、等)
といった不安や不信を解消してあげることがポイントになります。
そのために、例えば
・資料の内容を分かりやすく伝える
・資料の写真を掲載して具体的にイメージさせる
・資料の一部・サマリーを掲載する
といったことなど、ライティングに関する工夫が必要になります。
反応率アップとして「SEO対策」ばかりに注目が集まりがちですが、
実際には「何を改善すべきか」によって対策が異なります。
SEO対策の例で言えば、アクセスアップのための手段としては有効ですが、
申込ページ自体の申込率の低さの解決には役にたちません。
しっかりと現状を分析して、適切な対応をとるためにも、「反応率」を
正しく、そして定期的に分析することをオススメします。
◆まとめ
・ホームページの目的はいろいろあるが一言でいえば反応を得ること
・反応は数値化したデータを把握することで情報になる
・アクセス解析を活用して反応率のデータを収集しましょう
・指標を比較して改善のポイントを見つけましょう
・計測~改善の繰り返しで反応率の高い成果のあがるホームページに
育ててゆきましょう
いまのホームページについて実際に反応率を調べてみたい方とお考え
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□3.お知らせ
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♪♪♪ あとがき
年が変わってから急に患者数の増えてきたインフルエンザ。
私の周りでも体調崩している人が増えてきたなぁと思っていたのですが・・・
ついに子供の通う小学校で学年閉鎖!となってしまいました(>_<)
同学年ではないのですが、同じ校内での流行ですから、しばらくは要注意です。