Vol.15 2008年12月24日号
- Yahoo!が百科事典サービスを提供開始
- ホームページ活用講座 ~ アクセスアップ(基礎編)
- ワンポイント解説 ~ 年末年始のセキュリティ対策
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□■ ホームページ活用通信
■ WEBマーケティングのヒント
2008年12月24日号 発行 Vol.15
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今日はクリスマス前日、今年もあと1週間ほどですね。
こんにちは、ピーシー・ブレインの高山です。
この時期はクリスマスに関連したいろいろなニュースや話題がでてきますが、
こんなサービス?があるのはご存じでしょうか?
「サンタクロース追跡」
これを提供しているのは、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)。
普段は戦闘機やミサイルの監視などを行っている軍事組織です。
50年以上も前に始まったサービスですが、当初は座標位置などを伝えるだけ
だったようですが、最近ではインターネットを活用してリアルタイムに画像
を使って情報提供をしています。
また、Earthを使った3Dでも確認できる機能も提供しています。
お子さんのいる方もいない方も、話のネタに一度のぞいてみては
いかがでしょうか。
今┃日┃の┃メ┃ニ┃ュ┃ー┃
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□1.Yahoo!が百科事典サービスを提供開始
□2.ホームページ活用講座 ~ アクセスアップ(基礎編)
□3.お知らせ(1)
□4.ワンポイント解説 ~ 年末年始のセキュリティ対策
□5.お知らせ(2)
□ あとがき
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□1.Yahoo!が百科事典サービスを提供開始
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12月からYahoo!(Japan)が、無料のオンライン百科事典サービス
「Yahoo!百科事典」
の公開を開始しました。
インターネットの百科事典サービスというと、Wikipedia(ウィキペディア)
が有名ですが、こちらは手軽なイメージがある一方で、誰でも書くことができ
ることから、真偽や風評などいろいろな点で掲載内容の信頼性について指摘さ
れています。
一方こちらの「Yahoo!百科事典」は、小学館の百科事典「日本大百科全書」を
ベースとしたいわばお墨付きの百科事典です。
既に百科事典として実績のあるものを利用した権威のあるものというのが
特徴になっています。
また、関連する動画や画像なども併せて提供され、マルチメディア百科辞典と
しての機能も持ち合わせています。
私たちが調べ物をするときにも使うのもそうですが、子供たちが
インターネットを使った学習する際の情報源にも良さそうですね。
(高山)
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□2.ホームページ活用講座 ~ アクセスアップ(基礎編)
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今回は、相談されるテーマでも比較的多い「ホームページのアクセスアップ」
ついて解説します。
◆アクセスアップとは?
多くの人が「アクセスアップ」に注目するのには理由があります。
ホームページのアクセスは、オフラインのビジネス・実店舗で言うところの
「集客」に相当するものです。
ですから、「集客」がビジネスにとって重要であるのと同じように、
ホームページにとってのアクセスアップがとても重要になります。
その一方で、「アクセスアップ」のテクニック面ばかりに目を向けて
しまうと、
「アクセスはあるのに、まるで反応がない…」
といった事態もおこります。
そうではなく、
「アクセスが増えるとともに、反応も増えました!」
とホームページで成功するために、単にテクニックだけではなく
アクセスアップの正しい考え方を理解するようにしましょう。
◆アクセスの種類
ホームページへのアクセスには大きく2つの種類があります。
「新規アクセス」と、「リピートアクセス」です。
新規アクセスとは、文字通りそのホームページへ初めてアクセスすることで、
どこかで見かけたホームページアドレスを入力したり、検索エンジンで検索
することによって発生します。
一方、リピートアクセスとは、過去に一度ホームページを訪問した人が
何らかの理由によって再びそのホームページをアクセスすることです。
お気に入りのホームページなり、何度も繰り返してそのホームページを訪問
するようなケースです。
この2種類のアクセスは、訪問者の異なった行動がきっかけになっています。
次に、この違いについて説明します。
◆新規アクセス
新規アクセスには、ホームページを知るきっかけによって、さらに次のように
分類することができます。
・リンクからの誘導
・検索エンジンからの誘導
・ネット広告
・紹介
・オフラインのセールスツール(名刺、チラシ、パンフレットなど)
1)リンクからの誘導
他のホームページのリンク集や、カテゴリ別の情報登録サイトなどに掲載
されたリンクからホームページへ誘導されてくるものです。
リンクを掲載しているホームページの人気度・知名度によって、この
アクセス数は大きく違ってきます。
例えば、Yahoo!カテゴリに登録されていることで、そこからのアクセスが
常に一定数以上あるようなホームページも少なくありません。
リンクからの誘導を増やすためには、掲載してもらえるように依頼すること
ですが、この方法は基本的には地道な作業の積み重ねです。
中には一括で登録できるようなサービスもありますが、掲載される
ホームページの人気度・知名度が低いものも多く期待したほどの効果が
現れないケースの方が多く注意が必要です。
2)検索エンジンからの誘導
皆さんもよくご存じのアクセスの経路です。
検索エンジンの検索結果からホームページへ到達するアクセスで、
多くのホームページではこの割合が高くなっています。
このため、検索結果の上位に表示される手法に注目が集まり、
「SEO(検索エンジン対策)」としてひとつのビジネスにもなっています。
この検索エンジン対策については、今回はあまり触れませんが、
重要な要素のひとつは「キーワード」の選定です。
この選定を誤ると、アクセスが集まらないばかりでなく、本来集客したい人
とは別の人たちが集まってきてしまうこともあります。
現状でどのようなキーワードでのアクセスが多いのかを知るためには、
前回までに説明したアクセス解析を利用します。
3)ネット広告
実店舗での集客では、チラシや広告、DMなどが使われますが、
同じようにインターネットにも広告があります。
先ほどの検索エンジンからのアクセスアップを実現するためにはある程度
時間がかかりますので、手っ取り早くアクセスを集めるための手段としても
このネット広告は有効です。
比較的安価に利用できる検索エンジン連動型のクリック課金型広告
(PPC=Pay Per Click)が最近ではよく知られていますが、
従来型のバナー広告や、対象が絞られているメルマガ広告などもあり
用途によって使い分けると効果的です。
なお、広告だけに限った話ではありませんが、てっとり早いからと
闇雲に費用をかけても思ったような反応は得られませんので、
そのことはしっかりと理解しておいてください。
4)紹介
友人・知人などからホームページのアドレスを直接教えてもらうような
ケースです。
また、最近では商品やサービスの評価・レビューを掲載している価格.comの
ようなホームページもありますので、個人のブログなどによる紹介も含めると
実体としてはクチコミ紹介からのアクセスはかなりあるようです。
ホームページはビジネスを紹介するツールとしては、とても便利なものです。
紹介してもらう人に、詳しい内容を説明するのではなく、
「このホームページを見てもらって」と伝えてもらうだけで良いので、
多くの人に接する機会がある場合には、ホームページアドレスを紹介する・
紹介してもらうことでアクセスを増やすということは有効です。
5)オフラインのセールスツール(名刺、チラシ、パンフレットなど)
配布したチラシやパンフレット、名刺などに書かれたホームページの
アドレスを入力してアクセスするようなケースです。
携帯ホームページであれば、QRコードを利用することもできます。
せっかくホームページを立ち上げたのに、これらの印刷物などに
アドレスを記載していないようなケースもまだ見かけますが、とても
もったいないことです。
改めてセールスツールをチェックしてみることをオススメします。
◆リピートアクセス
アクセスの多いホームページは、ほぼ例外なくこのリピートによるアクセスが
一定数を占めています。
ところが、このホームページへのリピートアクセスは、何もしないままでは
残念ながら発生しません。
ホームページにアクセスしてもらうためには、アドレスを正確に覚えてもらい
それを打ち込む必要がありますが、普通はなかなか覚えられません。
#Yahoo!やGoogleへのアクセスですら、アドレスを入力するのではなく、
#ブラウザの初期画面で表示される「検索エンジン」に「ヤフー」などと
#入力してアクセスする人が多いのです!
リピートしてアクセスしてもらうためには工夫が必要なのです。
もちろん「ブックマーク」は有効な方法ですが、実際にはブックマークして
もらうことは簡単ではありません。
コンテンツを頻繁に更新することで、訪問頻度を上げブックマークしてもらい
やすくなりますが、それだけの情報を提供し続けることはかなりの負担に
なります。一般的にはニュースサイトなど一部のホームページに限られて
しまっています。
そこで、ホームページアドレスを覚えていない人にもアクセスしてもらうため
に、こちらから積極的にホームページアドレス(URL)を教えてあげる方法
があります。
電子メール(メールマガジン)を使って、ホームページアドレスを伝えるので
す。
一度ホームページにアクセスしてくれた人にメールアドレスを登録してもい、
それ以降メールマガジンを送ることによって、繰り返しホームページにアクセ
スしてもらうことを目指すのです。
電子メールによる、ホームページへのリピートアクセスは、今でも一番簡単に
実現できる方法です。
成功しているネットショップは、必ずこのようなメール活用をしたアクセス
アップを行っています。
◆アクセスアップよりも重要なこと
ここまでは、ホームページのアクセスアップの種類とその方法について説明し
てきました。
実は、アクセスアップよりも重要なことがあります。
それは、ホームページの反応率です。
反応率とは、アクセスに対して得られる問い合わせ・申込・注文などの割合の
ことです。
一つの反応を得るために、どれだけのアクセス数が必要かということです。
コンバージョンレートという言い方もします。
通常は0.2~0.5%程度ですが、この数字はホームページに掲載されてい
る内容・メッセージによって大きく変動します。
それはアクセス数とは関係がありません。
つまり、ホームページへのアクセスがいくらあっても、この反応率が低ければ
手間をかけた割には思ったような成果がでないということになる訳です。
お風呂に水を張るときに、いきなり蛇口を全開ににして水を注ぐのではなく、
まずは栓をするように、アクセスアップの前にこの反応率についてしっかり
計測して、改善すべき点は修正するようにしておきましょう。
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□3.お知らせ(1)
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□4.ワンポイント解説 ~ 年末年始のセキュリティ対策 ~
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この時期は通常期に比べると管理者によるチェックも減少するため、
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- 休暇中に使用しない機器の電源を切る
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最近の傾向としては、社外のパソコンにデータを持ち出し、そこでウイルスに
感染したり、データが流出したりすることが多いようですので、この年末年始
に自宅などにデータを持ち帰る方は特に注意してみてください。
また、トラブルが発生したときの連絡方法についても、事前に確認して
おいた方が良いということも書かれていますので、併せてチェックして
おくとよいでしょう。
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□4.お知らせ
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◆発行元: 株式会社ピーシー・ブレイン( https://www.pcbrain.co.jp/ )
〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目43番1号池袋青柳ビル9F
TEL:03-5906-9161 FAX:03-5906-9162
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発行者:高山卓巳
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♪♪♪ あとがき
年内の配信はこれでおしまいです。今年一年ありがとうございました。
来年もまた変化の年になりそうです。
良い変化につながるための情報をお届けしたいと思いますので、
また、よろしくお願いいたします!